一年目のしごと

デザインフィルでは入社一年目からチームの一員として責任ある仕事に取り組み、主体性を持って行動・発言することが求められます。日々の生活を彩るデザインフィル商品はどのように生み出されているのでしょうか。そしてみなさまが店頭で目にするまでに営業のどのような取り組みがあるのでしょうか。先輩社員に支えられながら奮闘する一年目社員を追いました。

新入社員主導の
見本市ブースづくり
(2016)

『新卒のための履歴書』
開発ストーリー
(2012)

『新卒のための履歴書』開発ストーリー

クリエイティブセンター プロダクトグループ

新入社員のリアルな意見が取り入れられた、
『新卒のための履歴書』開発ストーリー

開発当時、入社4年目と1年目の2人が携わったプロジェクトは「新卒生のための、新しい履歴書」を作るというもの。 若手社員中心で立ち上げられたこのプロジェクトでは、活発な意見交換がなされ、1年目のA.Wさんの意見も多く製品に反映されました。 ここでは「プロダクトグループ」での仕事の流れを追いながら、『新卒のための履歴書』が形作られていく過程をご紹介します。

A.Wさんがプロジェクトに携わることになったきっかけと、初期に抱いていた思いについて教えてください。

A.W(入社1年目)
「履歴書プロジェクトに協力してほしい」。先輩の一言で、私は履歴書プロジェクトに携わることになりました。プロダクトグループの紙製品を担当するチームに配属されて間もない頃だったので、 「こんなにはやく自分が製品開発をするなんて!」と驚きました。ほんの1年前まで「使う側」だった履歴書を、今度は「作る側」にまわるのかと、少し信じられない心持ちになったのを覚えています。 これもめぐり合わせ、この状況を楽しもうと考えて、自らの経験を活かして積極的にアイデアを伝えていこうと、ミーティングに臨みました。

A.Wさんをプロジェクトメンバーに招いた経緯を教えてください。

M.T(先輩)
彼が私たちのチームに配属されることになり、すぐに今回のプロジェクトに参加してもらいました。彼がつい最近まで今回企画している製品のターゲットの立場だったということもありますが、 それ以上に、一から製品を企画して作り上げていくという、プロダクトグループの全てが詰まった業務を体験してもらいたかったというのが、最大の理由です。
とにかく彼には、フラットな目で製品を見てもらい、率直に自分のアイデアを出してもらうことを期待していました。この製品については、プロジェクトメンバーの誰よりもユーザーに近い目線に立てると思いましたから。

~『新卒のための履歴書』開発の流れ~

(1)リサーチ

かっこいいひらめきや発想力をイメージしがちな「製品開発」。しかし、実際はとても地道な仕事です。プロジェクトは「情報収集」から始まりました。
文具店や大学にはどんな履歴書が販売されているのか?また、学生は1人あたり何社くらいの企業にエントリーするのか?など、履歴書を取り巻く市場について調べます。 時にはインタビューを行ったり、関係書籍を調査することで、さまざまな視点から履歴書を捉え、企画アイデアの根拠になる情報を集めました。

(2)製品企画

リサーチ結果から得られた情報や課題を元にデザインします。履歴書はフォーマルな書類ですが、かたくなりすぎて学生の個性や長所が十分に伝わりにくいのでは本末転倒。 「記入しやすい」「人となりがしっかり伝わる」を考えたときに、プロジェクトチームがたどり着いたのが『新卒のための履歴書』の最大の特徴である自己アピール欄のフォーマットでした。

(3)プレゼン(会議)

製品企画のひな形ができたら、企画コンセプトや、成し遂げたい目標を明確にし、社内プレゼンに臨みます。 プレゼンではさまざまな立場の社員が、よりよいプロジェクトにするために意見を出し合い、企画・販売戦略を詰めていきます。
履歴書プロジェクトは、新卒採用活動をもっと充実させるためのチャレンジとしての意義が認められ、発売が決定しました。

(4)製品デザイン

プレゼンの結果を元に、デザインや仕様を詰めていきます。

(1)「ニーズに合う」履歴書へ
リサーチ結果や会議での意見をふまえ、販売価格やサイズなどの製品仕様を決定します。今回の履歴書は、学生のニーズに合わせてA4とA3の2サイズで展開することにしました。

(2)「売れる」履歴書へ
製品の特徴を伝えるためのキャッチコピーやパッケージを検討します。また、特設サイトや店頭でのプロモーションなど、『新卒のための履歴書』を広めるための戦略を練ります。

(3)「満足される」履歴書へ
『新卒のための履歴書』には、罫線の幅や太さなど、一度使えば実感できる工夫を盛り込みました。また、パッケージだけでは伝えきれない、「書き見本」や「履歴書のエキスパートによるアドバイス」などは特設サイトに用意しました。

(5)仕様書(設計図)の作成と発注

このフェーズでは、製造・生産管理担当としての仕事が本格化します。まずは、印刷工場や梱包スタッフなど、生産に携わる方に指示を出すための仕様書を作成します。
仕様書とは、製品仕様、納品までのスケジュール、梱包方法から物流など、生産のための情報をすべて記載した書類です。
また、仕様書の作成と同時進行で生産コストを算出します。効率的な作業方法を提案することでコストダウンを実施し、適正な価格を実現します。
次は材料の発注と手配です。生産スケジュールを立て、それぞれの発注に納期を設定します。

(6)生産

仕様書に沿って製品を生産します。製造・生産管理担当者は生産全体の管理をします。 生産現場に対して、納期・品質・コスト・生産数などさまざまな条件を満たすことを求め、全体をマネジメントするのが、製造・生産管理担当者の存在意義です。
また、エンドユーザーの立場になって製品を細かくチェックします。

プロジェクトを終えて、A.Wさんの感想を教えてください。

A.W(入社1年目)
自ら考え、行動し、実現できるような「新しいもの・新しいこと」は、本当にたくさんある、と学ぶことができたプロジェクトでした。
初めて仕上がった製品の封をあけたときの緊張感は今でも忘れられません。
「製品」を世に出すことには責任が伴います。学生の就職活動はもちろん、彼らが受ける企業の採用担当者にまで影響が及びます。 1つひとつの業務の意味や責任を考えながらプロジェクトを進める先輩の姿から、「クリエイティビティ」と同じくらい「誠実さ」が問われる仕事だと学びました。

M.Tさんから、A.Wさんと協働した感想と、彼の良かった点を教えてください。

M.T(先輩)
いきなりプロジェクトに参加してもらったので、多少物怖じするところがあるかなと思っていたのですが、杞憂でした。 最初から積極的なアイデアを出してもらいましたし、そのアイデアも独りよがりなものではなく、「ユーザーはどう思うのか」「世の中の流れはどうなっているのか」といったことを踏まえた、建設的でとても面白いものでした。 この製品も、彼のアイデアがいたるところに活かされた仕上がりとなっています。
配属されてすぐにこのプロジェクトに参加してもらったことは、仕事の流れを明確につかんでもらうことはもちろん、今後、彼がプロダクトグループとしてどのように仕事をしていくかを考えてもらう、とてもよい経験になったのではないかと思います。

 

入社一年目の営業が取り組んだ「新入社員主導の見本市ブースづくり」をcheck!>>

求人採用のエントリーはこちら

エントリーはこちら
Copyright 2019 デザインフィル2020年度 新卒採用情報